大阪市内 解体作業

2022/01/07

 今回の現場は昨年末に行った、大阪市内での解体作業です!


作業内容としては屋上塔屋部分のルーバー解体作業

屋上に設置されているクーリングタワー(冷却塔)、配管等の解体作業となります!


今回の現場作業では重たいものを扱うことが主になりますので

作業範囲の養生を行い解体時や解体後の運び出し時に

怪我や建物への被害が出ないよう慎重に作業を行いました。



では順番に紹介していきます!


ルーバー部分 解体作業

まず屋上塔屋部分に設置されている

ルーバーの解体作業から行っていきます。

ルーバーは塔屋を囲うように4面×19段取り付けられており

ルーバーを止め付けている鉄骨部分(縦横)や

鉄骨を受けるための金物まで順番に解体していきます。



まず、安全面や運びやすさも考慮しルーバーをカットしていきます。

その後、落下しないようにルーバーをロープで吊り

ルーバーを止めているボルトを外し地面まで降ろしていきます。


ボルト部分は錆で固まり簡単に外すことができない状態で

時間を要するものがかなり多かったです、、、

これらを繰り返し、4面全てのルーバー解体を行いました!




鉄骨 縦部分解体作業

ルーバーを全て取り除いたので、次に鉄骨(縦)部分を解体していきます。

こちらも同じくロープで吊り、ボルトを外し下まで降ろしていきます。


鉄骨(縦)部分はルーバーに比べ本数はないですが

鉄骨(横)に対して溶接されている箇所もあるため

溶接箇所を切り離す工程も挟みながら作業を進めていきます。

またルーバーはアルミ製のため比較的軽かったですが

鉄骨はかなりの重さのため、作業もより慎重に行っていきます。






【鉄骨 横部分解体作業】

次に鉄骨(横)部分の解体を行っていきます。

こちらもロープで吊り、ボルトを外し下まで降ろします。

溶接されている部分もありましたが

作業自体は同じなので、問題なく解体することができました。

また、鉄骨解体後に鉄骨受け金具も取り外し

塔屋部分の解体作業はこれで終わりとなります。




次に冷却塔、配管部分の解体を進めていきます。



【冷却塔部分解体】

冷却塔は大小2つあり、スペース確保のため

大のほうから解体を進めていきます。

冷却塔上部のモーター部分から順番に

付属しているものなどすべて取り外していきます。

まず、冷却塔の上部から順番に取り外し

その後に、冷却塔充填材を取り出していきます。

こちらは冷却塔の中にビッシリと詰められており

砂埃などが蓄積されていますので

吸い込みに気をつけながら一気に取り出していきます。

冷却塔内を片付けた後に支柱土台部分以外の

外枠や壁部分棟を順番に解体していきます。






補給水タンク部分解体

次に補給水タンク部分の解体を行っていきます。

まず、タンクを囲っているステンレス板やパイプを取り除き

タンクを止めつけているボルトを外していきます。



ボルトを取り外したら上下のタンクを順番に運び出します。

こちらのタンクもステンレス製でかなりの重量があるので

数人がかりで足場板の上まで慎重に運んでいきます。


冷却塔部分解体

次に冷却塔 小を解体していきます。

こちらも構造自体は大と一緒なので、

同じ要領で作業を進めていきます。

こちらはサイズも小さく、工程自体も二度目ということもあり

かなり短時間で解体が完了しました。



配管、土台部分等 解体作業

最後に配管やタンクの土台部分など

残っている部分を順番に解体し運び出していきます。

錆びて固まっているボルト外しに多少手を取られましたが

配管のカットや土台部分の解体など手分けして作業を行い

運び出しまで問題なく作業を終えることができました。





解体した廃材の荷降ろし作業を後日行い

こちらの現場での解体作業は完了いたしました!



今回の現場では比較的天候にも恵まれ

解体作業では人数のいる箇所、分担してできる箇所の作業が

スムーズに行えた為、怪我もなく

予定していた工期の半分ほどで無事終えることができました!



以上、大阪市内での解体作業でした!